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気が付くといつも一人

10代の大学生のクライアント様。小学生の頃に同級生の男子に言われた言葉がきっかけで自分の容姿を気にするようになったとのこと。

 

中学生頃からは、ご自分の容姿を思うと「私と一緒に居るのが皆な嫌なんだろうな」と感じるようになり、人と話す、一緒にいるのが段々億劫になってきたようです。最近はいつも一人と仰っていました。

 

でも、大学生になった今、やっぱりお友達と楽しく過ごしたい、もっと人と関わりたいという気持ちもあり、セラピーを受けようと決心したそうです。

 

退行催眠で過去に戻っていきます。

 

場面がいくつか変わり、出てきたのは数メートル先にいる何人かの人達。ずっとこちらを見ています。

 

何か言っている・・・クライアント様の身体が緊張しているのが分かります。その人達の会話の内容を尋ねると「わからない」とのお返事。

 

ご自身の呼吸に意識を向け、その場面に集中して貰います。

 

するとそこにいる人達が言っている言葉が聞こえてきました。それを聞くと悲しくて涙が流れてきます。

 

そして、その場で言えなかった言葉、出せなかった感情を出していきます。そして感情を出し切ったあと、暗示をいれます。

 

心にあるネガティブな気持ちを出し、光でハートを満たしていきます。

 

退行催眠と聞くと、幼児期に戻るイメージを持つ方が多いかと思いますが、幼児期以降に退行するケースも多々あります。

 

余談ですが、自分の容姿に否定的な気持ちを持っている、こちらのクライアント様・・・実際はかなりの「かわいい系」です。

 

外からみたら容姿でお悩みとは誰も想像がつかないでしょう。同じお悩みでお越しの別のクライアント様も全く同じケース。

 

人の悩みは外からは全くわからないと、つくづく感じます。